中国の端午節~旧暦5月5日

 

中国の端午節duān wǔ jiéは毎年旧暦(阴历 yīn lì 农历 nóng lìの5月5日。「端午節」は、春節春节chūn jié・中秋節

中秋节 zhōng qīu jié
に並び、中国の三大伝統節句とされ、とても重要な祝日である。

 端午節の由来旧暦の55日に戦国時代(战国时代 yóu lái zhàn guó shí dài)の「楚」chǔの愛国詩人・屈原(qū yuán)が汨羅(

べきら)という川に身を投じたのだとか。楚の政治家であった屈原は正義感
(正义感 zhèng yì gǎn)の強さと愛国心(爱国心 ài guó xīn)

多くの人望を集めた人で、その反面、王に自分の忠告
(忠告 zhōng gào)を聞き入れられなかったり、同僚の陰謀(阴谋 yīn móu)で地位を追

われたりなど、不遇の人でもあった。屈原が国を憂い、その想いが届かず5月5日に入水自殺
(投河自尽 tóu hé zì jìn) してしまう。

 人々は屈原の遺体を探すために川に船を出すが遺体は見つからず、屈原の体が川の中で魚の餌
(饵食 ěr shí)になるのはしのびないと考

えた人々が船から太鼓を叩くなど大きな音を立てて魚を追い払ったり、川に粽をまいたりした。そのため、
端午節に粽
(粽子 zòng zi )

食べる習慣がある~もち米
(糯米 nuò mǐ)を竹などの植物の葉で包み、それをゆでたり蒸したりすることで植物から出る灰汁が防腐剤(防腐

fáng fǔ jì)
代わりとなる保存食だった。行われる有名な行事といえば、「ドラゴンボートレース」(赛龙舟 sài lóng zhōu)舵取り(

舵的人
zhǎng dùo de rén)
1名、太鼓手1名と、1820人の漕手(划手 huá shǒu)からなる細長いボートで、龍を模した飾りのある船で

競われる。


                 



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