中国のお墓参りの日~清明节(qīng mīng jié)



 清明節(西暦の4月4日)は中国の伝統な祝日であり、最も重要な祭日でもあります。この日は、祖先のお墓参りをする日です。漢民族と中国一部の少数民族の人々はほとんどがこの清明節にお墓参りをします。

中国の風習では、お墓参りのとき、人々は線香の他に、お酒、米飯、果物、などの食べ物と紙幣を持っていきます。それから、食べ物を祖先のお墓に捧げて、紙幣を燃やします。また、お墓に新しい土を入れます。新しく生えてきた枝を墓にさした後、お墓の前にひざまずきます。最後にお酒を飲んだり食事をしたりします。

また清明節前に摘んだ茶葉を「明前茶」(míng qián chá)、清明から穀雨までの茶葉を「雨前茶」(yǔ qián chá)、穀雨以後の茶葉を「雨後茶」(yǔ hòu chá)といいます。中国で緑茶は清明節に近い時期に摘むほど、香りと甘みがあり、高級とされています。

 

中国語の勉強~清明節に関するもっとも有名な漢詩

                 



訳文:

 清明の時節に、しきりに降る雨。雨の降りしきる道を、ひとりの旅人がゆく。ただひとり旅ゆく人の胸は、かえってさみしさにしめつけられる。せめてこのさみしさを酒にまぎらわそうと、ちょっとたずねてみる。居酒屋はどのあたりにあるのかね。牛の背にまたがった牧童は、黙ったままゆっくりと指さした。それは杏の花咲くかなたの村だった。

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